To be,or not to be

次の日曜日、用事で大・阪へ行く事になった。
用事は昼間だけ、夕方には終わる。つまりは朝の新幹線で大・阪へ行き、夜の新幹線で東・京へ帰ってくれば良いのだ。十分日帰りは可能な日程。
しかし、だ、、、、。折角、交通費使って大・阪迄行くのにこれで帰ってきては、オイラのプライドが許さない。ここは一発、日曜の晩は大・阪に泊まって、月曜日は有休取ってそのままどっかを観光して帰ってくる事にしよう。そこで問題になるのは月曜日、どこで何をするかだ。
大・阪観光と言ってもどうもピンと来ない。丁度この時期、甲・子・園で阪・神ー巨・人戦をやってるから日曜の夜は野球でも見に行こうか?でも、チケット手に入るわけ無いか、今年の盛り上がりでは。
では、日曜の夜はおとなしくお好み焼きでも食べて、月曜の朝から夕方までどっかを見物する事にしよう。
さて、どこに行くか・・・・
現時点での候補地は次の通り
1.高野山完全征服
2.信貴山制圧
3.鞍馬温泉でゆったり
4.京・都市内ブラブラ8時間
うーーん、どれも今一だなあ。第一天気が悪い。さっき見た天気予報によれば次の月曜日は曇り又は雨の予報。
高野山完全征服するには下調べの時間が足りないなあ。高野山に今度行く時は完璧な準備で行きたい。ちょっと無理だな。まだ時期でないか。
信貴山も準備不足だな。今の状態で行ったら先月の高野山の悲劇の二の舞になりかねない
鞍馬温泉はいいなあ。あそこの温泉はいい。でも、毎度毎度こればっかりってのも新鮮味が無いか。それに雨が降ったら露天風呂困るな。
京・都市内ブラブラ。悪くはないが、うーーーん。
ここで浮上してきた企画が

天橋立でプーさんポーズ!!】

日本三景の一つ、天橋立で美しい景色を眺める。天気が悪いかもしれないが、下見だと思えば良いか。それに例え天気が悪くてもオイラが行けば、一瞬だけ晴れる様な気が何故かする。

京・都からなら天橋立迄、電車のタイミングが合えば2時間かからないとか。日曜のうちに京・都に移動しておけばいいか。
オイラが一人旅に求める物=田舎、滅多に行けない、名所、教養があまりいらない?温泉付き、が揃ってるなあ。足りないのはオペラハウス位か。

必要な物は全て揃ってるような気がするが、何か無謀な企画の様な気もしないでもない。
後1、2日のうちに企画をまとめねば・・・・

自作

道場の少年部の指導は、現在は主に師範がやっている。師範は普段は優しいのだが、武道の道場、指導は厳しい。言う事を聞かなければげんこつで殴る事もあるし、いい加減な稽古をしていれば居残りさせて反省させる等々・・・。そういった指導がどうやら少年部の親には概ね好評の様だ。学校の先生が生徒を殴れば問題になるご時世に、道場の師範が子供を殴るのは許されるらしい。勿論、空手の師範、指導員であれば誰でもが子供を殴って大丈夫かというと、そんな事は無く、よその支部ではそれが問題になったりもしたらしいから、つまりは師範の人間性によるのだろう。
そのような師範の指導方法に共鳴する親御さんは2つのタイプに分かれる。子供がやってるのを見ていて自分も始めてしまう人と、自分はやらないけれども、子供には厳しく空手をやらす人と。
後者の親御さんの場合、子供は大変である。稽古を休む事は親が許さないし、試合ともなれば、本人より親の方がエキサイトする。試合に負けようもんなら・・・・。

ヤスノブ君(仮名、小学4年生)のお父さんもその代表。オイラは直接面識が無いのだが(顔位は見た事が有るかもしれないが)、最近特に力が入ってるらしい。
少年部の稽古は大体7時位に終わるのだが、迎えに来るのを兼ねて、稽古の後半位に道場に来て稽古を見学していく。
このヤスノブ君、性格はおとなしく、空手はまだこれからだとか。お父さんは、強い子になって欲しいとの気持ちが強いのだろう、稽古見学中〜終了後はかなりエキサイト。オイラ達の空手はフルコンタクト空手といい、直接相手を殴り、蹴る。子供で有ってもそれは変わらない。子供だって殴られたり蹴られたりすれば痛い。その痛いのを我慢して相手に向かっていかなければならない。テクニック的な物も勿論大事だが、精神的な強さの方が遙かに大事であり、そこから色々な物が産まれるのだ。殴られて痛い、嫌だ、逃げたいって気持ちが現れればそれは見ている方にはすぐに解る。その気持ちを乗り越えて、相手に向かっていく事が大事なのである。空手道にすっかり共鳴してしまっているヤスノブ君のお父さん、何とか息子に逃げない根性が付いて欲しいと興奮しまくりながら稽古を見ているとか。

少年部の中には、全国大会に出場するような選手もいて一緒に稽古をしている。ヤスノブと一緒に稽古しているケンタ君(仮名、小学5年)は全国大会入賞歴もある選手の一人。目下、このケンタがヤスノブの天敵らしい。
ケンタとヤスノブでは見た目、体の大きさとかは大差ないのだが、空手の実力は相当の差がある。そして組手になるとヤスノブはケンタにボコボコにやられて、いつもべそべそ状態。可哀相な事にヤスノブ君はその姿をお父さんに見られてる。

お父さんとしてはヤスノブをいつかはケンタと張り合える位強くなって欲しいと願っているのだが、ヤスノブにすれば稽古行くたびにケンタに泣かされるものだから稽古が嫌で嫌でしょがない。でも、稽古休みたいけど、休む何て言ったら親父にぶっ飛ばされるもんだから、泣く泣く稽古に来て、いつもケンタに泣かされている。
先日、そのヤスノブがとうとう稽古を休んだ。学校には来ていたらしいが、稽古には現れなかった。
稽古終了後にヤスノブ君のお父さんが現れて師範に1枚の紙切れを見せた。
その紙切れには
「ヤスノブをゆうかいした。けいさつにはいうな。みのしろきんをよういしろ」
とヤスノブの字で書かれていた。
ヤスノブ君、どうやったら稽古休めるか必死に考えての自作自演劇。ヤスノブ君、その脅迫状を家に置いて、自分は稽古時間中電車に乗ってグルグル回って隠れていたとか。その必死な健気な姿に大笑いするヤスノブ親父と師範。ヤスノブ親父はその脅迫状を大事に折りたたんでそれ以降持ち歩いてるとか。
ヤスノブ君、頑張って強い空手家になってくれよ。必ずいつか強くなれるから。

燃えろ〜

今日は会社の労働組合主催のボーリング大会。
ボーリングも好きではないし、この手の会社行事=レクリエーションと呼ばれるもの自体好きではないので本当は欠席したかったが諦めて出席する。
幸いにして我が社には若い男の子と女の子が沢山いるので、こういった行事を通じて若い衆同士、彼らにひょっとして何かが芽生えるかもしれない。そうしたらそれはそれで結構な事であろう。対象外のおじさんにはうっとおしい行事に過ぎないけど、これを期待してる若い衆もいはずだ。だからここは彼らの明日の幸せの為におじさん連中は脇役に回り我慢するのだ・・・・。

とにかく、オイラは1年半振りにボーリングをやる羽目になったのである。ボーリングねえ、、、、。
オイラがボーリングを好きでない理由の一つは”指が太い”という問題があるのだ。指が太い=ボールの穴に指が入らない・・・・。オイラの指の太さに合うボールといえば15ポンド以上となる。軟弱な男の子では投げられない重さである。オイラは勿論投げられるが、流石にカーブだのシュートだのといった変化球はこの重さでは無理だ。何となく納得いかないぜ。

今回のボーリング大会に当たってオイラが心がけた点は以下の通り。
①ズボンを破かない
②怪我をしない
③有る程度のスコアは狙う
④ブチ切れて、快楽に走らない

まず最も注意しなければならなかったのは①だ。
冬場ならまだしも、夏場にスーツ姿で運動するわけだから、汗でズボンの内側と太股がひっついて、そのままの状態で動いたらズボンがビリッってな事になりかねない。そうなったらとんでもない悲劇だ。
本来ならボールを投げるのに、全身を使って、下半身でボールは投げるべきなのだろうが、そんな事をしたらズボンがピンチだ。まさか空手着に着替えてボーリングをするわけにもいかないから、諦めて上半身=腕の力だけでボールを投げる様に心がける。

②ボーリングとはいえ、運動だ。普段ろくに運動をしてない連中が、仕事終えてボーリング場に駆けつけて来ていきなりボーリングをやる。素人は恐ろしいぜ。最低でもアキレス腱とか伸脚ストレッチぐらいはしておくべきだと思う。いきなりレンタルの履き慣れない靴履いてボーリングをやれば、いつアキレス腱を痛めてもおかしくはない。取りあえず人の事はおいといて自分だけは最低限の準備運動をやる。ただし、みんなの見てる前でやると「気合い入ってる〜」と言われて目立つので、トイレの個室でこっそりとやった。

③④
そもそもボーリングはスコアを競うゲームである。過程はどうでもいいのだ。結果が全てなのだ。そういう意味では現代を象徴してるといえよう。どんなフォームで投げようと、どんな回転のボールを投げようと、ようはピンが倒れればそれが正義なのである。ここで、スポーツだから汗をかかなきゃとか言って全力でボールを投げる様な行為を行ってはならないのだ。
いや、これが会社の行事でなければ、オイラはスコア何かを無視するだろう。いかに早い球を投げるか、いかにピンを豪快に倒すか、それが全てだと。しかし、会社の行事でやる以上、ビリだとかブービーだとかを取る事は格好が悪い。オイラには高校生の時に打ち立てた「35点」という不滅の記録があるのだ。大体、過去もこんな考えでボーリングをやってるからスコアとしては100点行くか行かないか位である。スコアは狙うつもりだが、2ゲームという長丁場、途中で飽きてしまって早い球を投げたいとかの快楽に走らないようにしなければならない。最低でも2ゲームで200点は取らねば、目立ってしまうだろうから。


ボーリング大会が始まる。
同じ会社とは言っても、全然知らない連中とチームとなる。若い女の子とボーリングやるというのは、この様な機会でもなければないだろう。別に無くても構わないのだが。
とにかく、ここは若い衆が主役だ。オイラは無難にゲームをこなせばいいのだ。上記①〜④の注意を守って。
15ポンドのボールを、狙いを定めて7割か8割の力で投げる。オイラとしては甚だ不本意だ。120%の力で投げたいという欲望を抑える。しかし、それでもオイラが投げたボールの時速は35kmを超えていたらしい。15ポンドのボールを時速35kmで投げるという、オイラの行為に対して周囲からは驚きの声が上がっているではないか。そんな反応があるとうれしくなってしまい、もっと速く投げられるんだぜいとやって見せたくなるが、ここは我慢。スコアを狙うのだ。
驚いた事に以前と比べてボーリングをやっていて明らかに違うのだ。何が違うって、ピンがちゃんと倒れるのだ。ビックリ。
以前ボーリングをした時よりは、腕の力始め全身の力は強くなっている筈だ。それがどう影響してるのか知らんが1ゲーム目のスコアは150点を超えた。これは自己ベスト。ボーリング好きの連中からすれば大した数字ではないのだろうが、ほとんどボーリングをやってない上に、オイラのこの指の太さ故に重いボールを投げざるを得ないハンデを考えればこれはなかなかの数字では無いだろうか。
内心「格闘家、ボーリングを極めたり!!」と慢心気分。
150点であれば、これは2ゲーム目次第では上位入賞も夢ではないかも。
しかしながら、予想された事が起きる。例えスコアが良くても1ゲーム目が終了した時点でオイラはボーリングに「飽きて」いたのである・・・・。
ルールでは2ゲームやって合計で数字を競うのである。オイラの今回の目標は2ゲームで200点。2ゲーム目は50点取れば目標達成。でも50点という訳にはいかないから2ゲーム目の目標を100点に修正。
2ゲーム目は目標を1ゲーム目よりは低いスコアにしたにもかかわらず、点数が伸びない。1ゲーム目とは打って変わってピンが倒れない。明らかに集中力が落ちているのが解る。1ゲーム目のスコアがまぐれだったのかもしれない。でも、それもどうでもいい気分。早く終わらないかな、と球を投げる。終わってみればぴったり100点で終了・・・・。なんなんだろう。結局スコアは152点の100点で合計252点・・・・平均すれば126点という極めて平凡なスコア。ビリにもブービーにもならなかった、何の賞にも絡まなかったので良かった良かった。そして何より良かったのはズボンが破けなかった事だ。何しろ、このズボン、まだお金払ってないんだから、こんな事で破けなくて本当に良かった。

しびれる腕・・・

 会社で営業用に支給されている携帯電話が壊れた。正確には、充電池が持たなくなってきたのだ。オイラのその携帯はP社製。思いっきり使いにくい。あまりの使いづらさに、たたきつけて壊してやろうと思った事も1度や2度ではない。営業用の携帯だから、ただ電話を掛けるか受けるかするのと、アドレス帳に登録したり、呼び出したりするといったその程度のことしかしないのに、破滅的に使いづらい。でも、使いづらいと思ったのはオイラだけじゃないようで、ここのP社は現在、携帯電話から撤退してしまったようだ。あんな電話機では売れる訳がないということだったのだろう。
携帯の充電池は4千円位する。4千円あれば新しい電話が買える。外部の人間に携帯電話の番号を教えていないから別に番号が変わってもさして問題はない。総務に充電池買うより新規で買い換えた方が安いと言い新しい電話を手に入れたのであった。今度の電話は前の電話機に比べれば相当使いやすい。めでたし、めでたしだ。

ところが、この電話機に困った機能があるのを今日発見した。この電話機、ゲームが1つ付いてるのだ。
てとりすというゲームが・・・・。
オイラはこのテレビ・ゲームというやつが嫌いだ。古くはインベーダーゲーム、それからすーぱあふぁみこん、そんで今ならぷれすてって奴何だろうか?インベーダーゲームやらすうぱあふぁみこんはそれなりにやった。そうなのだ、オイラはゲームが嫌いではないのだ。多くの人がそうであるように、オイラもゲームを始めると止まらなくなってしまうのだ。しかし、このゲームという奴は、終わった後に虚しさしか残らないのを知っている。だから、ゲームの機械、ぷれすてとかは当然持っていない(年齢からすれば当たり前なんだが・・・・)。ゲームは何にしてもやらないようにしているのだ。


しかし、ここに携帯電話の中に忍び込んで、オイラの前にゲームの野郎が現れやがった。しかも、オイラはこのてとりすというゲームを今までまともにやった事は無い。新鮮な感覚で楽しめちゃうじゃないか。やった事ないから当然ルールも知らなかったが、何となく、やっているうちにルールも解ってきてしまった。

オイラの今の仕事は、営業ではあるが、移動の時間が結構多い。かなり効率の悪い営業をしているのだ。まあ、これはオイラのせいではないのだが。移動時間は退屈である。寝てるのが一番いい。本を読むと目が悪くなるし、電車の中で本読むのは面倒だ。音楽を聴くという手もあるがこれも結構面倒くさかったりする。
大体、メールやって遊んでる事が多いのだが、そこに新たにてとりすという娯楽が加わってしまった。今日は移動の時間ずーーとてとりすやっていた。このゲーム、中断ができない(できるのかもしれないがやり方がわからん)から大変。駅に着いて電車を降りてもゲームが途中だとすぐさま駅のベンチに座りゲーム続行・・・・。世間から見れば相当情けない姿だろう。でかい図体して昼間から携帯でゲームやって仕事さぼってる(さぼってる訳じゃないが)。
ゲームのやりすぎで腕はしびれるわ、目はしょぼしょぼするわ・・・・
これはいかん、何とかしなければ。みっともなさすぎる。この場合、どうすれば、既に中毒状態になってるてとりすから抜け出せるか?方法は2つであろう。
1.ゲームを電話機から削除する
2.ゲームを極めてしまう。
ダウンロードしたゲームであれば削除は可能だろう。しかし、このゲーム、最初から付いていたものだ。果たして削除なんてできるのだろうか?明日、ド・コ・モのお店でお姉ちゃんに聞いてみよう。でも、もし削除できないとしたら、解決作は2の極めるしかないのか・・・・。これは辛そうだ。明日、ゲームが無事に削除できる事を祈ろう。

夢の食品

オイラのうちでは今、A新聞を取っている。現代において新聞何てテレビ欄以外に見るとこ有るのかと疑問に感じつつも一応新聞は未だ取っている。そのうち新聞が絶滅する日も近いだろう。そうなると新聞配達の苦学生のお兄ちゃんが困るかなあ。

最近では「アミノ酸」というものがブームらしい。テレビで取り上げられたりとかして注目されたものらしい。スポーツやってる奴ってのは、プロティン始め、栄養補給だとか何だかんだって色んなサプリメントを試してみたりする。オイラも最近は、この「アミノ酸」ってのを少し試している。
アミノ酸についてはまだよく知らないのだが、オイラが飲んでいるのは、粉状のものを2種類。稽古前に飲むと脂肪の燃焼が早くなるとされているものと、稽古後に飲むと良いとされているもの、両方ともかなり高価なもので、格闘技系のスポーツ店で購入した。前者の方は稽古前に飲むと、稽古中の汗の出方が飲まないより多いし、後者の方は飲み始めてから腕回りが若干太くなったような気がする。しかし、まだ試している最中だ。


土曜日の新聞にこの「アミノ酸」の特集があったのだ。
アミノ酸では痩せない」というタイトルで。
新聞によれば「アミノ酸」入り清涼飲料水がとても売れているとか。オイラが以前、一時期だけ飲んだキリンのアミノサプリなんて4月1ヶ月で4800万本も売れたのだそうだ。そのうち10本位はオイラだが。そんなに売れてるとはビックリ。しかし、問題はその売り方だ。
 
 このアミノ酸入り清涼飲料水、どうやらCM等で「飲めば痩せる、飲めば飲む程痩せる」っていうような効果が有るように宣伝しているらしい。オイオイ、冗談じゃないぜ。そんなんあるわけないじゃん・・・・。飲むだけで痩せる、そんな画期的な飲み物が150円で売れる訳がねえだろってのに。

メーカー側は「清涼飲料水なので味が最優先。アミノ酸を多く入れれば高くなる。(ダイエットなどに)効くとは言えないし、言うつもりもない」言ってるとか。
CMでは飲めば痩せる、と思わせといて、新聞社の取材には、そんな事は言ってないという。このメーカーの態度は何なんだろう。「燃焼系のアミノ酸を入れたが、量は十分とは言えない」とも言っているらしい。量が十分ではないのに燃焼系アミノ酸入りとして売るってのはどういうもんだろう?

騙す方も悪いが、騙される方も問題はありかもしれない・・・。
しかし「アミノ酸を取って、運動しないと逆に太ったり、取りすぎで肝臓や腎臓に負担がかかる可能性もある」とお医者さんが言ってるとか。こうなってくると騙されたでは済まないなあ。

オイラ達は回りの連中と色々情報交換もできるし、目的もハッキリしてる。しかし、一般の人は大丈夫だろうか?
一般の人が、メーカーに騙されて被害に遭わない事を祈ります・・・・

不眠症?

明日は東・京文化会館で東・京シティ・フィルのコンサートがある。
指揮は矢崎彦太郎さん。この桶の常任指揮者は、現代日本最強の指揮者=飯守先生なのだが、飯守先生は独逸物(Wagner,Beethoven、Brucknerとか)が得意。
普通、常任指揮者ってのは何でも自分で振りたがる。自分の特性に合わなくったって振るのが一般的。しかし、飯守先生は、時間の制約もあるのだろう、仏蘭西物には手を出さない方針の様だ。独逸物だけだって結構な量があるのだからそれは仕方が無い事だろう。しかし、東・京シティ・フィルという下手くそな、発展途上の若いオーケストラにとっては仏蘭西物を演奏する事は大事な事であるとの考え、飯守先生自ら、頼み込んで矢崎彦太郎さんに仏蘭西音楽シリーズを受け持って貰ったのだそうだ。
残念な事にオイラはこの矢崎彦太郎という指揮者を知らない。もっとも、飯守先生だって3年前まで全く知らなかった事を考えれば不思議な事ではない。クラシックの世界では必ずしも名声と実力はつり合わない事がある。人気指揮者が必ずしも実力があるとは限らないし、その逆もある。大した実力もないのにWienのオペラハウスの音楽監督になれちゃったりするのだから、この世界は不思議だ。
飯守先生の推薦の指揮者とあればこれは是非聞いてみたいものだ。今まで何度かコンサートは有ったが都合がつかなかったのだ。
プログラムは
サティ(ミヨー編) びっくり箱
サティ(ドビュッシー編) ジムノペディ 第1番、第2番
サティ 3つの小さなピエスモンテ(積み上げられたデコレーション菓子)
プーランク オルガン、弦楽とティンパニーのための協奏曲 ト短調
6人組メンバー*による合作 エッフェル塔の花嫁花婿
だそうだ・・・・・・。つまらなそうな曲目が並んでるなあ・・・
オイラはこれらの曲をどれも知らない。ジムノペディ位は聞いた事あるか。でも、正統的クラオタはサティをクラシックの作曲家とはしない。プーランクは最近、一部で人気の作曲家らしいが勿論聞いた事はない。仏蘭西六人組ってのは名前も解らない。露西亜五人組は中学生の時に授業で無理矢理全員の名前を覚えさせられたが。
果たしてどんな曲なんだか。わざわざやるんだから一聴の価値はきっとあるんだろう。

しかし、、、稽古のやりすぎで体がまだ熱くて寝れないぜ・・・・。このままだと明日の朝はかなり辛い事になりそうだ。きっと寝不足になるだろうな。コンサート行っても寝ちゃうのがオチかな、、、、ちょっと残念。明日の夜、奇跡的に元気で眠くない事を祈ろうっと。そうだ、昼間仕事さぼってどっかで寝てればいいのか?どうなりますやら。

さまよえるオランダ人

午後、仕事で池・袋に行く。地方回りがここの所多かったから都会での営業なんて久しぶりだ。
地・下・鉄を乗り継いで池・袋へ。地下街で迷子になる。何度行ってもここの地下街はよくわからないが。幸いな事に今日行く所は東・京・芸術劇場の近くらしい。東・京・芸術劇場なら何度か行っているから大体わかる。
客との待ち合わせは1時。11時半に駅に到着し、昼飯をゆっくり食べて12時45分には客のビル(自社ビル!!)の前に着いていた。はずだった・・・。しかし、この自社ビル、看板がない。普通、自社ビルならでっかく「○△□株式会社」とかなんとか書いてあるのだが・・・・。でも、雑居ビルという雰囲気でもない。オイラはそこがお客のビルに間違いないと確信して、でも押し売りか変質者と間違えられないように少し離れた場所で1時になるのを待った。少しして、ふいに不安になり念の為にと思いもう一度住所を確認する。

お客の住所は「南・池・袋○丁目」。オイラがいたのは「西・池・袋○丁目」・・・・・。

焦る・・・・。西と南を間違えたのだ・・・・・・。手元に地図はない・・・。あるのはインターネットで調べたこのあたりの周辺地図の紙っきれ1枚。その地図には南・池・袋は載っていない・・・・南・池・袋○丁目ってどこだ?

大体、何でこんな似たような町名ばっかりつけるんだよ。西だの東だの南だのよ、わかりづらいじゃないかと文句を言っても始まらない。待ち合わせの時間まで後5分。

これが何度か行ってる客だったら電話一本入れれば何とかなる。初めて行く客だ。しかも現地で部長と合流して訪問する事になっていたのだ。取りあえず部長に電話を入れて遅れる旨伝える。
近くのコンビニに行き、地図を見る。大して離れてはいないが歩いて行ける距離ではない。タクシーを拾い飛び乗る。5分もあれば着くような距離だ。まあ、5分遅れなら何とかなるかと一安心。しかし、、、。その時通りかかったタクシーはT京無線のタクシーだった。
オイラはT京無線という緑色のタクシーが大っ嫌いだ。とにかくこのタクシーはサービスが悪いし、運転も下手だ。乗車拒否をしてる所も見た事がある。自分で車運転してる時、ここのタクシーのせいで何度冷っとしたことか。タクシーを選べる状況であれば絶対にこの会社のタクシーには乗らないことにしている。

1,2年前、埼・玉・県の川・口市というところで、駅前からタクシー(T京無線ではないが)に乗った。行き先の住所を告げるとその運転手は住所からじゃ目的地には行けないと言ってきた。道を指示するか、目印を言ってくれないと場所がわからないと。住所がわかってるんだからそれで行けるだろうと言っても、その運転手は無理だと言い放った。オイラは不愉快になりタクシーを降りた。タクシー乗り場の他のタクシーでも同じ反応。奴らの捨てぜりふは「俺たちは郵便配達じゃないんだから住所なんて言われたもわからないんだよ」。呆れかえった。奴らにはサービス業を行っている自覚、プロ意識が無いのだ。無線か携帯で本社に調べて貰えばいいじゃないか。タクシーなら地図くらい積んでいるだろ。地図見て調べればいいじゃないか。それとも地図が読めないのか?不愉快になってもしょうがないので以降、埼・玉・県でタクシーに乗る時は注意する事にしている。

緊迫した事態なので仕方無くT京無線のタクシーに乗り込む。住所を告げる。埼・玉での不安が蘇るが、初老の運転手は落ち着いて地図を見て場所を確認し走り出した。一安心と思い、再度、部長へ電話を入れる。

ところが・・・。この南・池・袋って街は道が狭い。大通りから中に入ると一方通行だらけ。目的地の南・池・袋○丁目には到着しているのに目的地にたどり着けない。近い番地まで来ても、いつのまにかその番地を行きすぎ、行きすぎると今度は一方通行だから後戻りはできないでどんどん離れていく。運転手はぶつくさいいながら走る。気が付けば、○丁目から△丁目に変わっている。グルグルさまよい振り出しの大通りに戻る。運ちゃんよ〜、地図見たんだろう!!、と怒鳴りたくなるがこらえる。しばらくさまよった後、運ちゃんがやっとの事でもう一度地図を見た。今度こそこれで大丈夫かと思ったら、今度は雑・司・ヶ・谷という隣町に着いていた・・・。運ちゃんはオイラが急いでいるというのを全く気づいてないのか、無視してるのか、平然とグルグル路地をさまよう。近い番地に近づいても、この辺かなあと言いながら、停まらずに走り、またどんどん離れていく。この野郎、地図見て確認しろよ、と再びブチ切れそうになるが、元々は南と西を間違えた自分が悪いし、今ここでタクシーを飛び降りたら目的地にはたどり着けないのでぐっと我慢してこらえる。

そのうち運ちゃんが、「お客さんところ電話して行き方聞いてくれませんかねえ」と言ってくる。呆れつつもオイラは仕方無しに客に電話する。お客の会社の事務の女の子が愛想良く熱心に道を教えてくれようとした。しかし、ここで重大なミスがあった。オイラは今自分がどこにいるんだか全く解っていない・・・・。車の後ろの席に座ってて、しかも運転手が散々路地を走ってるのだから、今、どっちの方角向いてるんだか何もわからない。現在地が解らない人間が道を電話で聞いても聞かれた方が困るだろう。近くにコンビニがありますって、コンビニ何てこのあたりじゃ無数にあって目印にもならない。他に何がありますか?ッテ聞いてくるけど都会の真ん中ではビルばっかりですとしか答えられない。全く何でオイラが電話したんだろう?場所がわからない場合、地方のタクシーでは運転手が自分の携帯で目的地のお客さんのとこに電話して行き先を聞くという事はたまにあるのだが・・・・。

運転手のおっさんは今何が起こっているのか全然気にとめない様子。彼がもう一度落ち着いて地図を見て行き方を確認してくれればと思うが、彼には地図を見る意志は無いようだった。そして「時間大丈夫ですか?」と聞いてきた。だから急いでるっていってるだろうっての・・・・。再びブチ切れそうになるが、こらえる。

再び大通りに出たところで地図をようやく見てくれた。そしておもむろに運転手は走り出した。そして少し走って停まった。ようやく目的地に到着したのだ、いとも簡単に。その場所は大通りに面していて、オイラがタクシーを乗った場所から大通り同士の交差点をたった一回右折して300m位行った、とってもとってもわかりやすい場所だった。
もし道が解っていれば2、3分で着いただろう。20分も掛かった・・・・。運ちゃんは途中でメーターを止めていたから初乗り料金で済んだが、そんな事はどうでもいい。そんな事より何故彼はあの狭い路地に突入したんだろう??
運ちゃんは「タクシーに積んである地図ってのはおおまかでわかりにくいんですよ」と言い訳してきた。一体どんな地図を積んでるだろうとしばきたくなったが我慢する。2度とT京無線のタクシーには乗るまいと心に誓った。そしてタクシーの運転手をプロと思ってはいけないと言う事も(不況のせいで仕方なくタクシーの運転手やってる人が多いから、運転下手、道知らない、接客悪いってのはしょうがないんだけどね・・・・。嫌な思いしたくなかったら三つ星個人タクシーに乗るか、業績の良いタクシー会社の車に乗る事だね)。