ごめんなさい・・・・

今日は暑かった。何でこんなくそ暑い日に大宮くんだりまで行かにゃあならんのかいな。
午前中大宮行って、午後はTokyoの客へ。分刻みのスケジュールは嫌いだからって、若干調整したんだけど、午後移動の時間以外に1時間〜1時間半位の空き時間が出来てしまった。この時間は書類の整理に当てる。書類の整理なんて会社でやるより喫茶店でやる方が効率がいいぜ。
茶店は高い、まずい、たばこ臭いってのがあるからこういう場合はファースト・フードの店に限るぜ。安いし、禁煙席あるしね。
そういうわけでオイラはマクドナルドに行ったのさ。
平日だし、午後客席はガラガラだった。そんな広い店じゃないけど。親子連れが2組と後2〜3人いるだけだ。暑さにしばらく呆然。
子供がぎゃーぎゃーうるさいがここは子供が主役の店だから文句は言えない。ウォークマンの音楽で子供の騒音を消す。
しばらくして、汗がひいてきた。そろそろ仕事するかな、と思った時に不意に便意をもよおした・・・・。

おかしいな?朝ちゃんとしたのに。

ここ2、3日だるかったせいで出し残しがあったようだ。トイレを探す。何故店の中央にトイレが有るんだろう?それに使用中だ。

やばい・・・。

必死にこらえる。この客の少ないのに誰だよ、トイレ使ってる奴はよ、まったく。

がんばって、こらえる。さっきひいた汗がまた噴出して来る。ここは辛抱だ。落ち着けば大丈夫と言い聞かす。
時間にしておそらくほんの1、2分の辛抱だった。ようやくトイレがあいた。オイラはトイレに駆け込み用を足した。ドッカ〜ンだ。ドッカ〜ン。毎度の事ながらすごいもんだぜ。お腹の中が急に大量の物を噴出したから、一時的に真空状態になったような感じで気持ちはよくないが妙な安堵感と満足感が溢れる。間に合ってよかったという安堵感が至福の一瞬だ。

用が済んだらこんな臭い所に長いは無用。身支度を整え個室を出る。

出る、・・・・・・・。外に人がいる。トイレの順番待ちをしてた人がいたんだ・・・。小学校1年生か2年生位のおとなしそうな女の子だ。
一瞬戸惑うオイラ・・・・。固まる・・・・

駄目だ〜、その部屋に入っちゃ駄目だ〜。

心の中で必死に叫ぶオイラ。

そんな所入ったら臭くて死んじゃうぞ・・・・。

しかし、叫ぶ訳にはいかない。オイラは心の中でその少女に「ごめんなさい」と謝りつつ、何事も無かったかのようにトイレを後にしたのであった。ごめんなさい。